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【熊本県 錦町】「人吉海軍航空基地」の戦跡から平和を語り継いでいく、桜並木の植栽事業

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目標金額: 85,000,000円

概要

プロジェクト概要

太平洋戦争末期、錦町の山の中に建設された人吉海軍航空基地。2018年、その跡地に当時の歴史や施設の様子を紹介・展示する「人吉海軍航空基地資料館」が開館しました。

当プロジェクトは、人吉海軍航空隊に所属していた隊員や予科練の卒業生たちが、戦後に当時の思い出や絆を残し、平和の大切さを後世に伝えるために記念碑の建立と桜の植栽を行ったことにちなみ、今一度町を挙げて桜の植栽に取り組むものです。また、1948年から町が軍用道路跡地に整備していた桜並木も現在は荒廃し、見る影もないため、戦後75年がたった今、老木となった桜の再生・保全にも取り組みます。

2021年3月にリニューアルオープン予定の「人吉海軍航空基地資料館」と、元滑走路・元軍用道路をつなぐ桜並木を、まちの新たな名所としてストーリーを描くことで、地域の機運を高め、平和教育事業と観光事業を通じたまちの活性化を地域一体で図っていきます。

基本情報

申請団体
(地域再生計画の記述内容)
熊本県錦町
計画名 にしき・まち・ひと・しごと創生推進事業
事業分野
関心分野 CSR、CSRのPR、社名の掲載
SDGs目標
認定回
※企業版ふるさと納税事業としての内閣府認定回
第55回  認定資料詳細を見る
事業費合計(千円) 160,000千円

抱える課題・原因

錦町では、進学や就職を機に転出する若者が多く、将来的には地域産業の担い手となる人材の不足が懸念されています。こうした若者の中には、魅力的で十分な収入が得られる場があれば、地元に定着したいと考えている人も多いようですが、そのような環境が構築されていないのが現状です。特に女性からの希望が多い事務職の求人が少なく、これが社会減、ひいては人口減少の大きな要因となっています。

そこで、町への入込みの中心となりつつある「人吉海軍航空基地資料館」一帯の整備を進めることで、入込客数や観光消費額の増加による新たな雇用の創出や、当町への移住・定住を促進し、人口の減少を抑制することを目指します。その一環として桜の植栽に取組む上で、1948年に軍用道路跡地に植栽された桜は老木化が進み、桜並木としての認知が地域内外で不足しているため、「人吉海軍航空基地」と桜の関係をあらためて描き、伝えていく必要があります。

取り組みの方針・解決策

企業版ふるさと納税による企業の皆様からのご寄附を活用し、「人吉海軍航空基地資料館」へ続く約1,500mの元滑走路(現在は町道)沿いに150本、海軍居住区から飛行場へ至る約2,000mの元軍用道路(現在は一般道)沿いに280本の桜を植栽し、錦町のシンボルとして桜並木を整備します。また、戦後元軍用道路に植栽され、現在は老木化している桜の再生にも取り組みます。

人吉球磨地域において、「人吉海軍航空基地資料館」は戦争の歴史を語り継ぐ貴重な施設であり、当町にとって重要な観光拠点です。しかし地域内外での周知がまだまだ不足しているのが現状です。桜という目に見えるもので基地跡地を彩ることで、訪れる人に「人吉海軍航空基地資料館」への関心を高めてもらい、地元の人にとっても地域の誇りとなるような場所をつくっていきたいと考えています。

困りごと・寄附企業に求めること

植栽に向けて、まずは元滑走路及び元軍用道路の測量設計を実施し、歩行者と車の安全を確保した上で、桜を植える場所や本数を検討する必要があります。また、戦後植えられた桜は老木化して並木としての景観を失ってしまっているほか、土地の所有者が不明なケースも発生しているため、場合によっては町が土地を購入する必要もあります。加えて、植栽・再生後も継続的に保全・維持費用が発生するため、資金面において大きな課題を抱えています。

当プロジェクトは、企業版ふるさと納税の制度を通じて企業の皆様からいただく寄附金を活用して進めていきたいと考えています。皆様からのあたたかいご支援をお待ちしています。

メッセージ

当プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。戦争をテーマにした公立の資料館は全国的にも少なく、「人吉海軍航空基地資料館」は戦争を語り継ぐ上でとても貴重な施設と言えます。社会科見学や修学旅行で子どもたちが来館する機会も多く、今後も平和学習に役立つ施設として残していく必要があると考えています。

ご寄附いただく企業の皆様にとっても、平和教育・平和学習事業に協賛いただくことは大きな意義があると考えられます。子どもたちに平和の大切さを伝え続けていくためにも、ご支援いただき、当プロジェクト実施の際には桜の植栽にぜひご参加いただけたら幸いです。

進捗報告

企業版ふるさと納税の寄附状況に合わせながら、2021年度に基本計画の策定及び測量設計の実施、2022年度に元滑走路エリアの植栽を実施、2023・2024年度に元軍用道路エリアの植栽の実施を予定しています。

また、当町の重要な観光拠点である「人吉海軍航空基地資料館」は、2018年のオープン以降、想定を上回る来館者数を記録し、修学旅行などの団体利用対応の要望を受けて2020年に増築が決定しました。当施設では、展示資料の見学のほか、魚雷調整場など現存する地下軍事施設でのフィールドワークも体験できます。ガイドツアーで地下施設を歩くことにより、戦争末期の情勢や地元の人々の生活を肌で感じられる、全国的にも貴重な施設です。こちらも企業版ふるさと納税のご寄附を別途活用し、2021年3月のリニューアルオープンに向けた増設工事や新たに展示予定の原寸大飛行機模型「九三式中間練習機」の製作を進めています。

自治体情報

熊本県錦町

熊本県南部に位置し、南端部は宮崎県に隣接。町の中心部付近を球磨川が流れ、流域一帯は水田地帯になっています。北部は丘陵地帯で、南部の山麓地帯では良質な梨、桃が生産されます。また、剣豪丸目蔵人が晩年を過ごしたこともあり「剣豪とフルーツの里」がキャッチフレーズです。旧日本海軍航空隊基地の地下施設が多く現存しており、2018年には「山の中の海軍の町にしき ひみつ基地ミュージアム」がオープンしました。

課題感

全国で少子高齢化が進むなか、2008~2012年は熊本県で1位の合計特殊出生率を誇っています。しかしながらそれ以上に高齢化が進み、進学や就職を機に町から転出する若者が多いのが課題です。未来に向け、働く場所の確保など人口減少に歯止めをかける施策を推し進めなければなりません。また、人吉球磨地域は2020年7月豪雨により大規模な被害を受けました。被災からの復旧、そして経済活動の再開のためには、住民一丸となって難局を乗り越える必要があります。

施政方針

「人の和を大切にし、置いても安心て暮らせる町。若人に夢と希望が持てる町」に向かって、さまざまな事業に取り組んでいます。少子高齢化や人口減少が進むなかで、他の地域からの人の呼び込みなど、人の移動を加速させる政策を進めています。

自治体情報

人口 10,498人(2020年8月1日現在)
面積 85平方キロ
住所 熊本県球磨郡錦町一武1587
URL http://www.nishiki-machi.com/
決算額(歳入) 5,942,537千円(2019年度)
決算額(歳出) 5,763,111千円(2019年度)

SDGs目標

平和学習は、当町におけるSDGsの特徴的な取組みです。旧日本海軍の飛行場がある錦町には予科練が開隊された歴史があり、現在も地上や地下に遺構が残っていることから、これらを体感し、「平和とは何か」を自ら感じることができます。「山の中の海軍の町にしき ひみつ基地ミュージアム」では、さまざまな視点から戦争について考えることができる平和学習プログラムを準備し、理解しやすい平和教育に取り組んでいます。

実績データ

企業版寄附実績 千円
寄附受け入れ企業名

支援企業の声

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